奉仕の精神が道を切り開く、ということ

こんにちは、占い師の黒澤ミライです。京アニ放火事件の青葉容疑者が病院での治療を受け「こんなに人に優しくされたことはなかった」と発言したことが、様々な反応を呼んでますね。

日々の鑑定の中で「今までの人生散々すぎた、なぜ私ばかりひどい目にあうのか?これを打破して、良い人生を送るにはどうすればいいですか?」という質問をいただいた時に、「他者に尽くせ、無償の愛を!」みたいなメッセージが出ることが少なくありません。

こういった答えが出ると相談者の方は「今まで散々奪い取られたのにさらに奪われるのか?此の期に及んでなぜ他人に尽くさねばならぬ?」と思うと思います。そのこと自体おかしな感情ではありません。

この人たちは他者に対して今現在与えることをしてないのか?…してないと思います。では、根っからのドケチで誰を押しのけてでも利益を得ようとする強欲な人なのか?…それは違いますね。基本的には心が優しかったり感受性が豊かだったり。人生をよくしたいと辛い状況でも前向きに生きてきた人が多いです。

幼少期なのか、もしくは大人になってからの決定的で重大な出来事なのか、他者から思いっきり利用されて絞り取られる、みたいな経験をして自分の殻に閉じこもってしまったんですよね。

で、一旦殻に閉じこもってしまうと、「もうこれ以上失いたくない」「もうこれ以上奪われたくない」「今回の件で失ったもの以上のものを何を失わずに得たい!」って感情が湧いてきて無意識的に「これ以上、誰にも何もあげないぞ」って思ってしまいます。それがマイナスのスパイラルを生んでしまうのです。

てか、そんな感情になったのって、他の誰かの悪意のせいなのに、それを皮切りにマイナスを呼び込みまくるって勿体無いです。なんで、そんな奴の影響を今後もずっと受け続けるのか?と。

誰かに善意をあげるって「金銭面で相手よりも多く払う」とか「元の予定を覆して相手に合わせる」とか身を削るようなことをする必要はありません。

ちょっとした時に笑顔でお礼を言う、とか。電車で余裕ある時に席を譲ってあげる、とか、自分が知っている情報を無償で提供するとか。自分に負担があまかかからない、けど、実際やるとするとちょっと照れくさいかな、みたいなことを少しずつしていけばいいのです。

マイナスの感情に囚われている時って自己肯定感がめちゃくちゃ下がっているので。席をゆずるにしても「自分なんかに譲られても相手は嬉しくないかも」とか「私の笑顔なんて相手を不快にさせるだけ」なんて思ってたりしますが。そんなこと全然ないです。それは自分が作り出した妄想です。

時にあなたがしたことに対して怪訝な顔をしたり、好意を悪意で返してくる人もいます。それは、その人があなたよりも危機的状態にいるということ。

そして、あなただけにぞんざいな態度を取るわけでもなく、他の誰かで相手に好意や善意を向けた人も相手から100%善意で返されるわけではないことを心に止め、自分だから変な扱いを受けたわけじゃない、私のしたことは素晴らしい!って自信を持ちましょう。まぁ、けど、善意を悪意で返されたら腹は立ちますから。そん時は小さく「バルス」とか呟いておけばいいのです。

と言うわけで、最近全然うまくいかない!とか、物心ついた時から何もかもうまくいってないわ!みたいな時は、守りの気持ちを緩めて、誰かに何かを与えることから一歩を踏み出してみると、取り巻く状況が大きく変わってくるかもしれません。一日一善って四字熟語ありますけど、まさしくそれですね。

ではでは。


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